SM3ブロック2B

2017年から2018年には開発が完了し、実戦配備が予定されている弾道ミサイル迎撃ミサイルであるSM3ブロック2Aは、現在配備中のブロック1Aより、迎撃高度が高くさらにデコイ識別能力の向上が図られた迎撃ミサイルです。

こちらが迎撃システムを進化させれば、中国もデコイ等の欺瞞で対応してくると思われます。

一見、いつまでたっても能力向上の競争は終わらないように思えますが、実は迎撃側が有利と思われます。

現在は米国政府の予算の関係で開発が凍結されていますが、SM3ブロック2Bが開発を再開すれば、弾道ミサイルは完全に無力化されると考えます。

SM3ブロック2Bは多弾頭型の迎撃ミサイルです。すなわち、弾道ミサイルをデコイもろとも複数の迎撃弾で破壊してしまうというシステムです。

核ミサイルのデコイで、バルーン表面に金属蒸着を行ったものは、赤外線センサー等で比較的識別が可能ですが、核弾頭部分とまったく同じ形状で同じ質量のデコイは識別は不可能です。ただし、核弾頭は重量は200kg程度と言われているので、精々数発を搭載するのが限度です。
一方現在配備中のSM3ブロック1Aのキネティック弾頭は23kgというわけで核弾道の1/10の質量であり、核ミサイルと同程度のペイロードを持つ迎撃ミサイルを開発すれば、弾道ミサイルの核弾頭、デコイ数を超えることが可能であり、迎撃率は劇的に向上するということです。

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弾道ミサイル迎撃

以前にも書きましたが、中国の脅威は、我が国の主要都市に向けられているDF21(準中距離弾道ミサイル)です。中国は非核武装国である我が国に核ミサイルを向けているのです。
この一点においても中国は我が国の敵国ということです。

ではお手上げかといえば、そうではありません。

ご存知のように我が国には、SM3ブルック1AおよびパトリオットPAC3によるBMDがあります。

有事においては、イージス艦が警戒体制を敷いているので、数発の弾道ミサイル攻撃に対処可能です。

BMDについては、弾道ミサイルによる飽和攻撃(一度に多数のミサイル攻撃を行う)の前には無力と言われますが、例えば20発の弾道ミサイル攻撃に対しては、40発のSM3で迎撃すれば対処は可能です。
実際には、海上自衛隊のイージス艦「きりしま」が米ハワイ沖で2010年10月28日(日本時間29日)、準中距離弾道ミサイルを撃ち落とすSM3の発射試験を行い、標的の迎撃に成功しています。

その他、中間段階(ミッドコース・フェイズ)において、敵弾道ミサイルは、表面に金属蒸着を行ったバルーン等のデコイにより欺瞞してくると予想されますが、現在開発中のSM3ブロック2Aにおいては、センサーによるデコイ識別能力が高められているので迎撃の可能性は高まると考えます。

さらに終末段階(ターミナル・フェイズ)では大気圏内での迎撃となるため、空気抵抗によりバルーン等の軽量なデコイシステムは無効化されるので複数弾のPAC3は十分に有効と考えます。

これにTHAADが加われば、迎撃率は劇的に向上します。
防衛省が、THAAD導入を実施することを切に希望いたします。

以上より、中国が核武装国であるからといって、いたずらに恐怖心を覚えることはありません。
侵略者に対しては、毅然とした態度でのぞむべきです。

次章では、さらなるBMDの可能性について記載したいと考えます。

なお、上記はすべてネットで公開されている情報です。

防空識別圏

中国が、我が国の領土である尖閣諸島の空域を含む領域に防空識別圏を設定しました。
他国の領土上に設定する等とは、侵略行為に等しいのですが、中国は防空識別圏の意味を誤解しています。
領空ではないのです。防空識別圏に侵入した航空機が、自国領域に無許可で侵入する可能性がある場合は
スクランブルをかけるというものです。中国の言い分では、明らかに無害と言える民間航空機が侵入しても
スクランブルをかけるということですから、まったく理解していませんね。

大国の暴挙は、まったく困ったものです。

中国は、海上自衛隊の対潜哨戒能力を封じ込めたいと考えているのでしょう。
海上自衛隊の対潜哨戒能力は世界一、二と言われ、有事の際に中国の潜水艦は東シナ海を通過することは、ほぼ不可能です。

どういうことかというと、台湾有事の際に米国艦隊の参戦を防ぐ目的があるのです。
中国の海洋艦隊は米国艦隊の足元にも及びません。実力では海自の方が上でしょう。
すなわち、潜水艦のみ米国艦隊に脅威を与え得るのです。

中国の防空識別圏を無効化するには、米国海軍がこの空域をパトロールすることです。
中国軍はそれでお手上げです。彼らは現時点で米国軍を相手にすることは戦力的に不可能です。
米国にとっても軍事同盟国である日本が、中国と軍事衝突することは、望むことではないでしょう。
戦争に勝利しても多くの米国兵が命を落とす可能性があるのです。

この問題は当然、米国頼みだけではなりません。
安倍総理は、国家安全保障の重要性を理解しており、近年稀な素晴らしい政治家です。
我が国は、米国と歩調を合わせながら、侵略国の中国と対峙するために、自衛力の増強を行うべきです。
中期防が発表されましたが、島嶼防衛等随所に中国の侵略を防ぐ意図が見えます。
素晴らしいことです。

一部の関係者は、自衛力増強ではなく、外交力を高めるべきだと主張しています。
相手は侵略前提で来ているのに、何を考えているのでしょう。
この問題は話し合いでは解決できません。
だからと言って戦争すべきとは言っていません。相手の侵略の意図を砕くには、難攻不落な自衛力が必要ということです。

中国も無意味に戦争を仕掛けられません。彼らの最終目標は米国をアジアから追放し、アジア全域と太平洋の半分を支配することです。それには、軍事力の増強が絶対条件ですが、経済力を高めなければ不可能です。我が国や米国との関係無くして、それは不可能なことです。
我が国と軍事衝突を起こせば、経済発展は頓挫します。
しかも、中国は国内に重度の環境問題や少数民族問題を抱えており、ある意味死に体の状態です。
環境問題は特に深刻で、大気汚染や水質汚染は末期的な状況です。
我が国の環境技術が欲しくてならないのです。



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Author:kaz-hokkaidou
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管理人のKazと申します。

サラリーマン生活を送りながら、北海道の自然や食を満喫しています。春は山菜、夏は潮干狩りそして秋にはヤマブドウ狩りに出かけます。暑さ対策や果樹・野菜作りも紹介しますね。

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